画像引用;ウィキペディアより
大洗と対を成す身体健全の神社、酒列磯前神社
茨城県ひたちなか市にある身体健全の神社として知られる酒列磯前神社
(さかつらいそさきじんじゃ)は、同じく身体健全の神社として知られる
大洗町の大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)と
2社で一つの信仰を成しています。
大洗磯前に現れた2神のご託宣によって創建され、
少彦名命(すくなひこなのみこと)を主祭神に祀り、大洗磯前神社に
祀られた大己貴命(おおなむちのみこと)の分霊を配祀しています。
少彦名命は安産、病気平癒、医薬の祖神であることから、
身体健全の神社として知られますが、少彦名命は酒を造る醸造の神、
海上安全、豊漁学問の神でもあり、大己貴命は別名、大国主命で
商売繁盛、福徳円満、縁結び、五穀豊穣の神として信仰されています。
また酒列磯前神社では、少彦名命は通称、
恵比寿さま、大己貴命は、大黒さまとも呼ばれて親しまれています。
酒列磯前神社の社名の由来は、神社に面する岩石群が南に約45度傾斜して
連なり、一部北に傾いた箇所があるため、逆列(さかつら)の地名が
生まれ、造酒の神様であることから「酒列」となったとされます。