画像引用;ウィキペディアより
長野市の学業成就の神社、戸隠神社中社
長野市にある学業成就の神社として知られる戸隠神社中社(ちゅうしゃ)は、戸隠山の麓に奥社、宝光社、九頭龍社、火之御子社と共に戸隠神社五社として、二千年余りの歴史を持つ由緒ある神社です。
戸隠神社中社のご祭神は神話で有名な天照大神の弟、須佐之男命の度々の非行に憤り、天照大神が天岩戸にお隠れになった時に、岩戸神楽を創案して、天岩戸を開かせるきっかけを作ったとされる神、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、知恵の深い神として、学業成就の神社で知られていますが、他にも商売繁盛、開運、厄除け、家内安全にご神徳があるとされます。
戸隠神社中社の社殿天井には、復元された狩野派の天才絵師、河鍋暁斎による「龍の天井絵」があり、境内には樹齢約900年と言われるご神木の三本杉があって、天然記念物に指定されています。
三本の杉には言い伝えがあり、無益の殺生をした子供を救うため、お告げを受けた漁師が出家して三本の杉を植え、戸隠三社の庭草を八百日踏んで祈ったことから「八百比丘伝説」と言われるようになりました。
戸隠神社五社には、学業成就の神社の他、五穀豊穣、安産祈願、心願成就、雨乞い、縁結び神社などがあります。