神道とは一体何なのか?
それは端的に言えば、
自然と共生していくことにあります。
つまり、自然のあらゆるものには神が宿り、
それに感謝しながら生きていくこと…
要するに自然とともに、そして人間があるがままに生きていくことを説いているのです。
では、神道の始まりとは
一体どこにあるのでしょうか?
よく勘違いされやすいのは
起源が中国にあるということです。
これは大きな間違いで、そもそも神道は日本書紀において、
天皇や仏法を信仰していくことを通じて、神道を崇め奉るとされています。
つまり、日本での神道というのは、天皇や仏法を尊いものとする心をさします。
その気持ちが神道の信仰に繋がっていくのです。
神道は仏法を基盤としたものであり、仏教とはまったく異なるものです。
自然を慈しみ、自然を大切にし、さらに自分自身、背伸びをせずにあるがままに生きていく…これこそが神道の基本であり、神道の始まりとされる日本書紀の記述に則したものなのです。