神々の歴史・日本誕生の豆知識~伊耶那岐神・伊耶那美神の神話から神社神道まで
日本神話は、
日本誕生や神々の歴史についての物語です。
日本神話に関する豆知識をご紹介します。
日本誕生神話で知られる伊耶那岐神、伊耶那美神は、まだ天地が混ざり合って形がはっきりしない
世界に、神々の歴史の中で最後の神として生まれ、
天津神に国作りを命じられました。
伊耶那岐神、伊耶那美神は婚姻し、大八島を生み、
続いて六島を生むことで日本誕生となりました。
伊耶那美神は最後に生んだ火之神に焼かれて、この世を去った為、悲しんだ伊耶那岐神は、妻を追って黄泉の国に入りますが、変わり果てた妻の醜い姿を見てしまい、この世に逃げ帰り、
穢れを祓います。
豆知識ですが、神社神道で今に伝わる禊ぎや祓いの由来です。
左目を洗うと天照大神、右目を洗うと月読尊、鼻を洗うと素戔嗚尊が生まれたとされ、
天照大神は神社神道で言う皇神の祖神とされます。
尚、神社神道では教典が存在しないため、
古事記や日本書紀などの神典に則り、祭祀を行います。
古事記は神々の歴史を綴る日本最古の歴史書で、
日本の宗教・精神文化に大きな影響を与えています。
神社に初詣や祈願に出かけるときに豆知識として知っておくと理解が深まるかも知れません。