出雲信仰と氷川神社の関係性
歴代の天皇・皇后両陛下が参拝された事でも有名なのが、埼玉県さいたま市大宮区にある氷川神社です。
また、氷川神社は、初詣のメッカとしてもよく知られています。
正月三が日に初詣に訪れる方は、全国でもトップ10以内に入るほどと言われており、2008年以降は毎年200万人以上が初詣に訪れているほどです。
氷川神社の祭神は、須佐之男命、奇稲田姫命、大己貴命です。
須佐之男命が主な祭神である事からも、出雲信仰が関係している事が読み取れます。
何故なら、須佐之男命は出雲神話の中心的存在の神様だからです。
つまり、須佐之男命の信仰が関東で広がったという事は、出雲信仰を行っていた方が土地の開拓を行ったからと言っても問題は無いでしょう。
氷川神社以外にも、関東には出雲神話の神様を祀っている神社が多く、それだけ出雲信仰を行っていた方が多いと言えるでしょう。
氷川神社の境内には摂社、末社として様々な神社があり、それぞれ異なる祭神が祀られています。
さらに、境内に隣接して大宮公園も設置されています。
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町一丁目にある神社です。
埼玉県、東京都、神奈川県に数多く鎮座している、氷川神社の総本社。
祭神は須佐之男命・稲田姫倉一大己貴舎。
紀元前に創建されました。
「大宮」の地名は氷川神社を「大いなる宮居」とたたえたことに由来します。