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宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)

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宇太水分神社 中社本殿(国宝)

画像引用;ウィキペディアより

奈良の子育ての神社、宇太水分神社

奈良県宇仏市にある子育ての神社として知られる宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)は芳野(上社)、古市場(中社)、下井足(下社)から成り、創建されたのは崇神天皇の時代と言われています。

 

中社の本殿3棟は1320年当時の墨書が遺され、最古の春日造として国宝に指定されています。

 

宇太水分神社のご祭神は天水分神(あめのみくまりのかみ)、速秋津比古神(はやあきつひこのかみ)、国水分神(くにのみくまりのかみ)で、古くから水の守り神として信仰を集めています。

 

水分神は各地にあり、本来は水の配分を司る水神ですが、「みくまり」が変化して「御子守(みこもり)」となり、子育ての神社とみなされるようになりました。

 

宇太水分神社でも子育ての神社として、お宮参りや七五三参りなどの祈祷を受け付けています。

 

秋の大祭は、平安時代に起源があり、吉野川の上流にある惣社水分神社の速秋津姫命が夫である、宇太水分神社のご祭神の速秋津比古神に会うために神輿で渡られるというお祭りです。