石巻市の金運の神社、金華山黄金山神社
宮城県石巻市の牡鹿半島、東南端の沖合いにある金華山黄金山神社
(きんかさんこがねやまじんじゃ)は、
金運の神社として知られています。
太平洋の沖合1kmにある孤島、金華山は、周囲26km、頂上が
海抜445mで、金華山黄金山神社は、鉱山の神の金山毘古神、
金山毘売神、天地の八百万神をご祭神とする金運の神社です。
言い伝えによれば、奈良時代、大仏建立の際に金の調達に苦慮していた時、日本初めの金産出の知らせが、現在の金華山から届き、
産金を司る神を祀る神社を創建することになったとされます。
金華山の地名は、大伴家持が日本初の
金産出を祝って詠んだ短歌に因んでいるとのことです。
島全体が金華山黄金山神社の神域として信仰の島となっており、
青森の恐山、山形の出羽三山と共に奥州三霊場の一つとされます。
近代以前は弁財天を祀る真言宗寺院でもあり、金華山黄金山神社は
広島の厳島神社等と同様、日本の五弁天の一つに数えられています。
金運の神社らしく、
社務所でおみくじを引いて、中に弁財天が入っていれば福銭がもらえます。