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神道の確立(飛鳥時代)


法隆寺五重塔と法隆寺金堂(西院伽藍)の写真引用;ウィキペディアより

神道は飛鳥時代に確立された

宗教といえば教典があることが一般的ではありますが、神道には経典と呼ばれるものがないため、古事記や日本書紀などの古典を規範としています。

 

そもそも神道とは世の中にあるあらゆるものに対して神が宿っていると考えるとともに、祭祀を重要視するという特徴があります。

 

神道はその体質が
比較的柔軟であるという特徴もあります。

 

つまり、個人個人が自由に神を祀ることができ、
何かに縛られることがないため、
自由度が高いとされています。

 

神道は縄文時代から弥生時代にかけては集落単位での祭祀が中心でしたが、
それが弥生時代に入ると、その範囲を広げ小国単位へと広がっていきます。

 

さらに飛鳥時代に入ると、それは国単位にまで範囲を広げていくことになります。
つまり、飛鳥時代に入り、
神道は日本の中でどんどんと確立されていったということ出来るでしょう。

 

いまでも、神を崇め、人々の心のよりどころにしていますが、それが確立されたのは
飛鳥時代であるということが言えるのです。