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北野天満宮(きたのてんまんぐう)

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北野天満宮

天神信仰が行われている北野天満宮

京都府京都市上京区にある
北野天満宮は、菅原道真を祭神として天神信仰を行っています。

人々からは北野の天神様と呼ばれ、親しまれています。

 

947年に神殿を建立し、菅原道真を
祀った事が、北野天満宮の始まりと言われています。
また、全国に数多くある菅原道真を祀った
神社の多くが、この北野天満宮から御霊分けを行っています。

 

学問の神様としての天神信仰は、
江戸時代の教育にも大きく影響を与えています。
江戸時代の教育施設である
寺子屋の教室には、必ず天神様が祀られていたそうです。
これは、菅原道真が学問の
神様として天神信仰が広まっていた証拠と言えるでしょう。

 

そして、現在でも天神様は、
学問の神様として多くの方から信仰されています。

 

北野天満宮は、朝廷や将軍家が修繕を行うしきたりとなっていました。
国宝に指定されている現在の本殿は、八棟造という神社の建築の中では
大変画期的な造りで造られています。

 

総面積およそ500坪とされる雄大なその姿は、造られた当時の面影を残す、
桃山文化を現在に伝える貴重な存在です。

 

北野天満宮は、藤原時平の陰謀によって大宰府に左遷され、配所で
その生涯を終えた菅原道真公の霊を鎮めるために、天暦元年(947年)に創建されました。

 

北野天満宮は、京都市上京区にありまして、通称、天神さん・北野さん です。

 

旧社格は官幣中社、二十二社。

 

京都市民からは「てんじんさん」の愛称で呼ばれています。

 

毎月25日に縁日が開かれ、多くの参拝者や観光客で賑わいます。

 

菅原道真を主祭神とし、特に学問の神として知られ多くの受験生らの信仰を集めています。

 

京都市が大学の町であることもあってか、
掲げられている絵馬には、大学受験合格を祈願するものが多いです。

 

福岡県の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心となっており、当社から全国各地に
*注) 勧請(かんじょう)が行われています。

 

*注)勧請(かんじょう)
分霊(ぶんれい、わけみたま)とは、神道の用語で、
本社の祭神を他所でも祀る際、その神の神霊を分かちたもののことである。
分霊を他の神社に移して鎮祭することを勧請(かんじょう)という。

 

一部ウィキペディアより引用