子育ての神社の紹介(子守神社・宇太水分神社)
妊娠が分かった時から無事、出産するまで、又、
生まれた後の健やかな成長を願う子育ての神社についてご紹介します。
子守神社(こもりじんじゃ、こまもりじんじゃ)は守護神に
子守神を祀る神社で、全国各地に存在し、地域によって氏神とされたり、
氏神神社の境内に子守神社が祀られていたりする場合もあります。
千葉市の子守神社(こまもりじんじゃ)はご祭神に
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、
大己貴尊(おおなむちのみこと)を祀り、鎌倉時代に千葉常胤の四男、
大須賀四郎胤信によって創建されたとされます。
安産、子育ての神社として
崇敬を集めると共に、幕張町の総鎮守産土神でもあります。
奈良県宇陀市にある子育ての神社、宇太水分神社は、ご祭神に天水分神
(あめのみくまりのかみ)、速秋津比古神(はやあきつひこのかみ)、
国水分神(くにのみくまりのかみ)を祀っています。
宇太水分神社の本殿3棟は国宝で、伝わるところによると宇太水分神社の
創建は崇神天皇の時代と言われています。